toe、the HIATUSのドラマー、木村カエラやACOなど多くのアーティストのサポートミュ ージシャンとして活躍する柏倉さん。今回は現在の活動のスタイルや、バンドの魅力を語 ってくれました。
――REACHが解散して、toeのメンバーとして活動する傍ら、木村カエラさんのサポートメンバーになったのはいつから?
Takashi:2005年ですね。それから一つのバンドメンバーとしてだけでなく、今のようにいろんなアーティストのサポートミュージシャンとして活動するようになりました。“野良ドラマー″のスタイルですね。
――サポートミュージシャンとしてだと、バンドとは違う部分ってどんなところ?
Takashi:バンドもそうだけど、サポートメンバーとしてもやはりオリジナリティは求められます。だから指名しているわけで。ただ、うまけりゃいいってもんでもない。相手が求めているところを理解して、オリジナリティを出す必要があると思います。また演奏する音楽のテイストは違うけど、ドラマーとしてのキャラクターはそのまま求められていると思いますね。
――ではサポートミュージシャンとして喜びや楽しさを感じるときは?
Takashi:レコーディングやツアーなど、プロジェクトをみんなで頑張って成功したときですね。そんなときは、もっとしたい、ずっとやっていたい、という感覚にかられますよ。プロジェクトが終わって、メンバーが散っていく寂しさみたいなものも感じますし。
――toe、the HIATUSとバンドメンバーとしてはまた違った楽しさがあるの?
Takashi:うーん、そうですね。私にとってライブはライフワークみたいなものなんですよね。自分たちのバンドでライブはやりたい。だからREACHが解散してからも、toeの活動、ライブは続けていました。そのなかでいつだったか、日比谷の野音でライブをしたときに、お客さんから「元気が出ます」って声を掛けてもらって。インディーの頃からそんなこと言われたことなくて、ましてtoeのような音楽で、そういうことを言ってもらえるのかと。言われた瞬間は、イマイチその意味を理解することができなかったけど、自分たちの音楽が受け入れられていくって、こういうことなんだなー、と感じるようになりました。それはthe HIATUSや木村カエラちゃんのライブでも学んだことであるし、今ではライブに来てくれるお客さんには、ありがとう、という思いしかない。自然とそういう気持ちに変わっていきましたね。
――toeはCMでも聞くし、海外ツアーも成功しているよね?
Takashi:そうですね、海外もいろいろ行きました。アジアにヨーロッパ、アメリカ、カナダ、南米も行きましたね。


