WILD MY THINGS
私のワイルドなシングス。
Vol.15
CEO | HAIR STYLIST
YUYA NAKAGAWA
WILD MY THINGS Vol.15
美容師業も古着屋業もすべて地続き
根底にあるのは中学のときに出会ったスケートボード
根底にあるのは中学のときに出会ったスケートボード
時代のキーマンとワイルドシングスがクロスオーバーする連載企画「WILD MY THINGS」。Vol.15は三宿で美容室兼古着屋のUNDER THE SUNを営む中川優也さんが登場。
髪型と洋服、両方を提案するのは
自分にとって自然なこと
自分にとって自然なこと
――中川さんがオーナーをされているUNDER THE SUNといえば、“古着も置いている美容室”の走りですが、なぜこのような業態を始めたんですか?
中川:勤めていた美容室から独立して自分がオーナーのサロンをやるとなったときに、せっかくだから好きなことを全部やりたいと思ったんですよね。古着はもともと好きでよく着ていたし、買い付けを理由に海外に行ける。自分にとってぴったりだなと。とにかく、海外に行くのも好きで、海外発信のカルチャーに傾倒していたので、そういった自分が好きなものとの繋がりを強く持てる働き方をしたかったんです。それが、古着を置いている理由ですね。
中川:勤めていた美容室から独立して自分がオーナーのサロンをやるとなったときに、せっかくだから好きなことを全部やりたいと思ったんですよね。古着はもともと好きでよく着ていたし、買い付けを理由に海外に行ける。自分にとってぴったりだなと。とにかく、海外に行くのも好きで、海外発信のカルチャーに傾倒していたので、そういった自分が好きなものとの繋がりを強く持てる働き方をしたかったんです。それが、古着を置いている理由ですね。
――今でこそ都内を中心に近しい業態のお店が増えてきましたが、オープン当時は斬新でしたよね。お客さんからしても髪も綺麗にできて、洋服も買えるしで良さそうだなと。
中川:古着屋だと思って足を運んだら美容室も併設していることに気が付いて後日髪を切りに来てくれたり、美容室だと思って来たら古着が置いてあって、髪を切っているときに洋服の相談をしてくれたり(笑)。とにかくいろんなお客さんが来てくれます。これこそが、僕のやりたかったことなんです。商売的な勝算があったとかではまったくなくて、似合いそうな髪型と洋服、両方を提案するのは僕にとってはすごく自然なことで、地続きなことなんです。どちらも平等に、自分がかっこいいと思うものを伝えるための手段と考えています。
中川:古着屋だと思って足を運んだら美容室も併設していることに気が付いて後日髪を切りに来てくれたり、美容室だと思って来たら古着が置いてあって、髪を切っているときに洋服の相談をしてくれたり(笑)。とにかくいろんなお客さんが来てくれます。これこそが、僕のやりたかったことなんです。商売的な勝算があったとかではまったくなくて、似合いそうな髪型と洋服、両方を提案するのは僕にとってはすごく自然なことで、地続きなことなんです。どちらも平等に、自分がかっこいいと思うものを伝えるための手段と考えています。
“かっこいい”はスケートボードから学んだ
――ちなみに、中川さんにとっての“かっこいい”の基準とは?
中川:やはり中学生の頃から慣れ親しんできたスケートボードからの影響は大きいです。とはいっても、最近は堂々とそんなこと言えないくらい乗れていませんし(笑)、年齢を重ねるにつれて興味が持てない時期があったり、他のカルチャーにのめり込んでる時期もありました。それでも、なんだかんだでずっと(スケートは)根底にありますね。一生、ある程度の距離感を保ちながら続けていくと思います。やらなくなることはないですね。
中川:やはり中学生の頃から慣れ親しんできたスケートボードからの影響は大きいです。とはいっても、最近は堂々とそんなこと言えないくらい乗れていませんし(笑)、年齢を重ねるにつれて興味が持てない時期があったり、他のカルチャーにのめり込んでる時期もありました。それでも、なんだかんだでずっと(スケートは)根底にありますね。一生、ある程度の距離感を保ちながら続けていくと思います。やらなくなることはないですね。
――モノ選びやイメージ作りにも影響がありそうですね。
中川:友人のスケーターやビデオの中で見た海外のスケーターの髪型や雰囲気、洋服のサイズバランス、カラー使いは自分の中の“かっこいい”として、漠然と頭の中にストックされています。お店に置いている古着はそういう自分のフィルターを通して選んでいるものばかりなので、スケートが好きでカルチャーを追ってきた人はついつい反応しちゃうようなアイテムが多いかもしれません。
中川:友人のスケーターやビデオの中で見た海外のスケーターの髪型や雰囲気、洋服のサイズバランス、カラー使いは自分の中の“かっこいい”として、漠然と頭の中にストックされています。お店に置いている古着はそういう自分のフィルターを通して選んでいるものばかりなので、スケートが好きでカルチャーを追ってきた人はついつい反応しちゃうようなアイテムが多いかもしれません。
――古着の買い付けはどういう基準で?
中川:希少価値や流行、ブランドや年代はあまり気にしていません。それよりも、単純に手に取ってみて僕自身が「良いな」と思えるかを大事にしています。高価なヴィンテージや一点モノにロマンがあるのも分かるしそういうものも好きですけど、それは世の古着屋さんがやってくれていることなので、僕はもっと違う角度から、自分が好きな古着を提案する方がいいなって。「安くてよく分からないけど、なんかかっこいい」みたいなところが古着の一番の醍醐味かなって思っています。サクッと買える値段で自分だけのお気に入りになるような、そういう古着を見つけるとワクワクしますね。
中川:希少価値や流行、ブランドや年代はあまり気にしていません。それよりも、単純に手に取ってみて僕自身が「良いな」と思えるかを大事にしています。高価なヴィンテージや一点モノにロマンがあるのも分かるしそういうものも好きですけど、それは世の古着屋さんがやってくれていることなので、僕はもっと違う角度から、自分が好きな古着を提案する方がいいなって。「安くてよく分からないけど、なんかかっこいい」みたいなところが古着の一番の醍醐味かなって思っています。サクッと買える値段で自分だけのお気に入りになるような、そういう古着を見つけるとワクワクしますね。
最新のアウターだけど
ヴィンテージライクなのが趣味に合う
ヴィンテージライクなのが趣味に合う
――ダクロンシャモニーを着ていただきましたが、いかがでしたか?
中川:とにかく軽くて、暖かいですね。これまで古着ばかり着てきたので、こういった現代的なアウターは久しぶりでした(笑)。やっぱり、最新ですね。普段自分が着る洋服はスケートをする際にも自転車に乗る際にも耐えうるアクティブかつタフなスペックを求めているので、そういった意味でもこれは活躍してくれそうです。スケボーして暑くなったら、脇の下のベンチレーションを開いて外気を入れることもできますし。
中川:とにかく軽くて、暖かいですね。これまで古着ばかり着てきたので、こういった現代的なアウターは久しぶりでした(笑)。やっぱり、最新ですね。普段自分が着る洋服はスケートをする際にも自転車に乗る際にも耐えうるアクティブかつタフなスペックを求めているので、そういった意味でもこれは活躍してくれそうです。スケボーして暑くなったら、脇の下のベンチレーションを開いて外気を入れることもできますし。
――アースカラーの色味もよくお似合いでした。
中川:古着のダウンジャケットのような雰囲気ですよね。でも、搭載しているのは現代の最新のスペック。着たときにしっくりきましたね。ヴィンテージライクだから、古着メインのスタイリングに取り入れても違和感なく、すんなりと馴染んでくれました。今日みたいに色褪せたパンツやスウェットを合わせて、アースカラーで統一するのが好みですね。
中川:古着のダウンジャケットのような雰囲気ですよね。でも、搭載しているのは現代の最新のスペック。着たときにしっくりきましたね。ヴィンテージライクだから、古着メインのスタイリングに取り入れても違和感なく、すんなりと馴染んでくれました。今日みたいに色褪せたパンツやスウェットを合わせて、アースカラーで統一するのが好みですね。
DACRON CHAMONIX
PROFILE
中川 優也
オーナー | 美容師
1990年生まれ。都内ヘアサロン2店舗に勤務したのち、2019年に独立し「UNDER THE SUN」をオープン。スケートボードをこよなく愛しており、一人ひとりのライフスタイルにあったヘアスタイルを得意としている。