WILD MY THINGS Vol.1

時代のキーマンが愛用しているワイルドシングス。そして2022年シーズンのコレクションから、いま一番気になるワイルドシングスのアイテムを聞く、連載企画 「WILD MY THINGS | わたしのワイルドなシングス」。第1回はビームスのバイヤー、野崎亮佑さんの愛用品と、近頃購入したという新作を教えてくれた。

野崎さんがとくに愛用しているのは、ワイルドシングスタクティカルのウィンドシャツ。「テクニカルなウェアを普段のスタイルに取り入れたい気分になり、いいものがないか探していたのです。そこで古着で見つけたのが、こちらのウィンドシャツ。薄手のナイロンを使ったミドルレイヤーで、シャツとしてもアウターとしても、気温帯を問わずに使えそうなのがいいなと。そしてプルオーバーの形、独特なカモフラ柄によるビジュアルが買いの決め手になりましたね。アウターとしてはもちろん、あえてテイストの異なるクリーンなジャケットや、ブルゾンのインナーとしてもアクセントになるんですよ」

そして2022 SPRING & SUMMERでは、話題の新作、スモーキングジャケットに注目。「こちらもまずは、タクティカルウェアのスモーキングジャケットをベースにしているところに惹かれました。そして色、形が綺麗で、インダストリアルな無機質な雰囲気を併せ持っているのがカッコいいですね。ミリタリーっぽい、フェザーグレーの色がすごくいいと思う」。

「また最近はシェルを取り入れた、ファッションの人気が再燃していて、スモーキングジャケットは防水透湿の3レイヤーシェルであることもポイント。梅雨どきのアウターとしても便利だし、機能性とファッション性の両軸を求める人にもオススメだと思います」

「スモーキングジャケットは裾のドローコードで絞りを入れ、シルエットにたっぷりとニュアンスを加えて着こなすのが気分。ミリタリージャケットがデザインベースなので、普段のカジュアルに取り入れやすい点も魅力だと思いますね。またフードやベンチレーションなど、しっかりシェルアウターとしての機能を備えているのも、ワイルドシングスならではですよね」。スモーキングジャケットはスタンドカラーにフードを内蔵。アームから身頃脇にかけてはベンチレーションを備え、シェル内の温度調節も可能だ。素材には防水透湿性能を誇る3レイヤーシェルを使用。雨の日でも水の浸入を防いで、湿気を放出し、快適に着用することができる。3万7400円。