WILD MY THINGS
私のワイルドなシングス。
Vol.12
Survive Said The Prophet | Guitar
Ivan
WILD MY THINGS Vol.12
アベンジャーズのような
バンドになれたらいい
バンドになれたらいい
時代のキーマンとワイルドシングスがクロスオーバーする連載企画「WILD MY THINGS」。
Vol.12はエモーショナルなパフォーマンスと、スタイリッシュなアート・コンセプトで注目を集めるバンド
「Survive Said The Prophet」(通称サバプロ)のギタリスト、Ivanさんが登場。
Vol.12はエモーショナルなパフォーマンスと、スタイリッシュなアート・コンセプトで注目を集めるバンド
「Survive Said The Prophet」(通称サバプロ)のギタリスト、Ivanさんが登場。
クリエイティブワークでも
バンドを牽引
バンドを牽引
――Ivanさんはギタリストとしてだけでなく、アルバムのジャケットをはじめとする、サバプロのアート・ディレクションでも注目を浴びていますよね。ジャケットはいつから手掛けているんですか?
Ivan:1stアルバムの「Course Of Action」からです。僕は来日して美術系の大学に通っていたので、基礎的なデザインワークは一通り勉強していました。あとは単純に自主レーベルからの発売だったので、当時は誰かに頼むという概念がバンドになくて、メンバーの意見も聞きながら僕が手掛けるようになりましたね。
Ivan:1stアルバムの「Course Of Action」からです。僕は来日して美術系の大学に通っていたので、基礎的なデザインワークは一通り勉強していました。あとは単純に自主レーベルからの発売だったので、当時は誰かに頼むという概念がバンドになくて、メンバーの意見も聞きながら僕が手掛けるようになりましたね。
Ivanさんがジャケットデザインを手掛けた
サバプロのアルバム。
サバプロのアルバム。
――昨年はリテイク・ベストアルバム『To Redefine / To Be Defined』の限定盤のアートワークも注目を集めました。フリップボックスやフォトジンもIvanさんのアイデアだったんですか?
Ivan:そうですね。結成10周年を迎えることもあって、フリップボックスはパラパラ漫画のような作りで、メンバーが加入した順番に登場して、最後に全員が揃う構成になっています。フォトジンは僕がディレクションして、メンバー各々を紹介するような内容にしました。
Ivan:そうですね。結成10周年を迎えることもあって、フリップボックスはパラパラ漫画のような作りで、メンバーが加入した順番に登場して、最後に全員が揃う構成になっています。フォトジンは僕がディレクションして、メンバー各々を紹介するような内容にしました。
2021年にリリースされたサバプロ結成
10周年のリテイク・ベストアルバム
『To Redefine / To Be Defined』の限定盤。
CDの全20曲は、すべて1テイクにて収録。
10周年のリテイク・ベストアルバム
『To Redefine / To Be Defined』の限定盤。
CDの全20曲は、すべて1テイクにて収録。
10周年の分解とこれからの新しいバンドを
表現した、ダリアを描いたジャケット。
表現した、ダリアを描いたジャケット。
メンバーを一人一人撮り下ろしたフォトジン。
パラパラ漫画のような構成の
フリップボックス。
フリップボックス。
――どちらもすごいクオリティですよね。
Ivan:ありがとうございます。ジンはザラ紙を使って質感を追求したり、凝って作りましたね。
Ivan:ありがとうございます。ジンはザラ紙を使って質感を追求したり、凝って作りましたね。
――今はサブスク全盛の時代ですが、こうしたジャケットやアートワークを見ると、改めて音楽作品を手に取るワクワク感っていいものですよね。
Ivan:そうですよね。僕もそう思うんですよ。
Ivan:そうですよね。僕もそう思うんですよ。
2022.10.12 in stores
『Hateful Failures』
『Hateful Failures』
――10月にはNEWアルバム『Hateful Failures』が発売されます。こちらのジャケットではデザインコンセプトはあったのですか?
Ivan:9つのアイコンが描かれてるのですが、それぞれがアルバムの全9曲を示すモチーフになっています。アルバムタイトルは『憎しみの過ち』という意味で、戦争をはじめとするさまざまなヘイトに対しての、怒りのマインドがコンセプトになっている。ただ僕らメンバーとしては、『いろんなヘイトに、ただ怒って感情を曲にするフェーズじゃないよね』という共通認識があったんですよ。憎しみに対して怒りでぶつかっても、ヘイトの連鎖になるだけなので。互いにポジティブに解決できた方がいい。例えばヘイトに対するアンチテーゼで、インスタグラムで見られる真っ黒な投稿がありますけど、そうした表現とはちょっと違うポジティブな表現にしてあります。3Dも初めて使いましたね。
Ivan:9つのアイコンが描かれてるのですが、それぞれがアルバムの全9曲を示すモチーフになっています。アルバムタイトルは『憎しみの過ち』という意味で、戦争をはじめとするさまざまなヘイトに対しての、怒りのマインドがコンセプトになっている。ただ僕らメンバーとしては、『いろんなヘイトに、ただ怒って感情を曲にするフェーズじゃないよね』という共通認識があったんですよ。憎しみに対して怒りでぶつかっても、ヘイトの連鎖になるだけなので。互いにポジティブに解決できた方がいい。例えばヘイトに対するアンチテーゼで、インスタグラムで見られる真っ黒な投稿がありますけど、そうした表現とはちょっと違うポジティブな表現にしてあります。3Dも初めて使いましたね。
――そういう意図があったんですね。近年はアートプロジェクト「Suji」が始動するなど、バンド以外でのアートワークも精力的ですよね。
Ivan:そうですね。コロナの影響もあって、メンバーそれぞれがサバプロ以外で行っている表現力をより強くして、各々が成長を遂げることで、バンドがよりよくなればいい、という考え方になったのもあります。ギターのTatsuyaなんかは最近、釣りのプロみたいになってきてるし(笑)。ちなみに日本のバンドに「toe」があるじゃないですか。僕は香港にいる頃からtoeが大好きだったんですけど、toeのメンバーもバンド以外の本業を持っていて、皆さんが一流。アベンジャーズみたいで憧れるんですよね。
Ivan:そうですね。コロナの影響もあって、メンバーそれぞれがサバプロ以外で行っている表現力をより強くして、各々が成長を遂げることで、バンドがよりよくなればいい、という考え方になったのもあります。ギターのTatsuyaなんかは最近、釣りのプロみたいになってきてるし(笑)。ちなみに日本のバンドに「toe」があるじゃないですか。僕は香港にいる頃からtoeが大好きだったんですけど、toeのメンバーもバンド以外の本業を持っていて、皆さんが一流。アベンジャーズみたいで憧れるんですよね。
実用的なアートって
素敵だと思いませんか?
素敵だと思いませんか?
――最近ではアートワークが落とし込まれたSujiのアパレルラインも好評でしたね。
Ivan:服はもっと作りたいですね。というか、もっといろいろアウトプットできるようになりたい。ソックスやバッグ、日常的な文具とか、アートをいろんなモノに。だって実用的なアートっていいと思いません?
Ivan:服はもっと作りたいですね。というか、もっといろいろアウトプットできるようになりたい。ソックスやバッグ、日常的な文具とか、アートをいろんなモノに。だって実用的なアートっていいと思いません?
――そうですよね。とくにIvanさんのようなモノクロのアートワークが、日常にさりげなく溶け込んでいるのは素敵です。
Ivan:僕自身もモノクロが好きなんですよ。モノトーンのテクスチャーが好きなんですよね。アートに限らず服もそうで。ワイルドシングスのモンスターパーカもブラックを愛用してますよ。ブラック1トーンなのもいいんですよね。
Ivan:僕自身もモノクロが好きなんですよ。モノトーンのテクスチャーが好きなんですよね。アートに限らず服もそうで。ワイルドシングスのモンスターパーカもブラックを愛用してますよ。ブラック1トーンなのもいいんですよね。
「とにかく温かくて、軽いのがいい
まさにLIGHT IS RIGHT」
まさにLIGHT IS RIGHT」
「モンスターパーカ’22から新たに、袖抜きして背負えるショルダーストラップが
付いたんですね。熱いときにこれは便利」
付いたんですね。熱いときにこれは便利」
――モンスターパーカは使ってみていかがですか?
Ivan:とにかく使いやすいですね。ツアーに出るときにも便利でした。僕はシチュエーションを問わずにどこにでも行ける服が好きで、モンスターパーカはまさにそう。めちゃくちゃ温かいのに、軽いのがまたいいんですよね。ツアーに行くにも、街を歩くにも、冬はコレさえあればという存在です。
Ivan:とにかく使いやすいですね。ツアーに出るときにも便利でした。僕はシチュエーションを問わずにどこにでも行ける服が好きで、モンスターパーカはまさにそう。めちゃくちゃ温かいのに、軽いのがまたいいんですよね。ツアーに行くにも、街を歩くにも、冬はコレさえあればという存在です。
――Ivanさんはアウトドアに遊びに行くことはありますか?
Ivan:よく行きますね。やはり海や太陽、自分よりも大きい存在の自然から、アートのインスピレーションを受けることが多いので。モンスターパーカは冬のアウトドアフィールドにも最適ですしね。ただ最近はとくにTatsuyaと釣りに行くことが多いので、今年はより機動力のよさそうなハッピージャケットを狙っているんですよ。こっちもモノトーンなブラックがかっこいいんですよね。
Ivan:よく行きますね。やはり海や太陽、自分よりも大きい存在の自然から、アートのインスピレーションを受けることが多いので。モンスターパーカは冬のアウトドアフィールドにも最適ですしね。ただ最近はとくにTatsuyaと釣りに行くことが多いので、今年はより機動力のよさそうなハッピージャケットを狙っているんですよ。こっちもモノトーンなブラックがかっこいいんですよね。
――きっとハッピージャケットもお似合いだと思います!
MONSTER PARKA’22
MONSTER PARKA’22
PROFILE
Ivan
サバイブ・セッド・ザ・プロフェット | ギター
香港出身。19歳で来日し、2011年から東京にて結成されたロックバンド「Survive Said The Prophet」のギタリストとして活躍。2020年にはアートプロジェクト「Suji」を始動し、ファッションシーンにおいても高い注目を集めている。